アクネ菌

アクネ菌ってなに?本当にニキビの原因になるの?

あなたはアクネ菌がどんな菌か知っていますか?

 

「アクネ菌といえばニキビの原因でしょ?」と、すぐに答えが返ってくるでしょう。

 

けれどもなぜアクネ菌が、ニキビの原因といわれるのかはあまり知られていません。

 

ニキビをなくすためには、まずは敵よく知ることが大切!

 

今回はアクネ菌がどのような菌なのか、また本当にニキビの原因なのかを詳しく解説していきます。

 

あなたのニキビ対策に、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

 

 

アクネ菌はお肌の常在菌

 

わたしたちの肌には、細菌がいっぱい住みついているってご存じですか?

 

この細菌は皮膚常在菌と呼ばれ、顔の肌にはおよそ10億個も!その19種類のうちのひとつがアクネ菌です。

 

細菌といわれるとなんだか悪いイメージをもってしまいますが、じつは肌を病原菌から守ってくれているんですよ。

 

わたしたちの肌は、酸を含んだ皮脂の薄いベールによって、つねに弱酸性に保たれています。なぜなら、ほとんどの細菌やウイルスが酸性に弱いからなんです。

 

つまり肌が弱酸性なのは、細菌やウイルスから肌を守るため。

 

ところが肌を弱酸性に保ってくれる皮脂膜は、年齢や季節、気温、時間帯に影響を受けやすいんですね。たとえば夜や気温が低い時には、細菌やウイルスが活動しやすい中性に傾いてしまいます。

 

そんな中性に傾いた肌を弱酸性に戻してくれるのが、アクネ菌をはじめとする常在菌。

 

常在菌はわたしたちの皮脂や汗を食べて酸を分泌し、肌を弱酸性に保ってくれる大切な菌なのです。

 

アクネ菌はニキビの原因ではない!?

 

ニキビの原因といわれているアクネ菌は、ニキビがない人の肌にも存在しています。

 

ふだんは皮脂や汗を食べて、脂肪酸やプロピオン酸といった酸を分泌しています。そうして酸が嫌いな細菌やウイルスを、肌に寄せつけないようにしてくれているんですね。

 

そのうえグリセリンなどの保湿成分も作ってくれる、肌にとっては大変いい常在菌です。

 

それではなぜアクネ菌が、ニキビの原因といわれるようになったのでしょうか。

 

それはアクネ菌が空気のあるところと、ないところでは性質が変わってしまう中間菌だからなんです。

 

アクネ菌は毛穴のなかに住んで活動しています。健やかな肌では毛穴は開いていて、空気にさらされていますよね。そのときのアクネ菌は肌を守る善玉菌です。

 

けれども老廃物や古い角質、皮脂で毛穴が詰まり、空気がなくなると悪玉菌に変身し、繁殖します。そして炎症を引き起こすCAMP因子という物質をばらまいて、ニキビを悪化させてしまうのです。

 

つまりアクネ菌はニキビの直接的な原因ではなかったのですね。ニキビができる原因は、あくまで「毛穴の詰まり」にあります。

 

ですがアクネ菌が繁殖してニキビを悪化させていくことから、ニキビの原因といわれるようになったのです。

 

 

アクネ菌を繁殖させないためには?

 

それではアクネ菌を繁殖させて、ニキビを悪化させないためにはどうすればいいのでしょうか?

 

それは毛穴を詰まらせないこと!

 

毛穴が詰まるとアクネ菌が善玉菌から悪玉菌へと、性質を変えてしまいます。

 

そうさせないためには、毛穴を詰まらせないようなケアが大切です。

 

皮脂の分泌を抑える

 

皮脂が過剰に分泌されると毛穴は詰まりやすくなります。皮脂の分泌を抑えるには、食生活の改善がイチバン!

 

そのためには、揚げ物やスナック菓子、ジャンクフードはちょっぴり我慢してください。

 

そして皮脂の分泌を抑えてくれるビタミンB1やB2、ビタミンCを含む食品を積極的に取り入れて皮脂をコントロールしていきましょう。

 

皮脂を取り除こうと洗顔を1日に何度もしたり、ごしごし擦ったりするのはNGです。

 

必要な皮脂や角質まで洗い流してしまい、それを補うために肌は皮脂を多く分泌してしまいます。

 

ターンオーバーを促す

 

肌のターンオーバーとは、古くなった細胞と新しい細胞が入れ替わること。

 

このターンオーバーが乱れると古い角質が剥がれ落ちずに、肌表面に溜まって分厚くなっていきます。

 

そして毛穴を圧迫して皮脂の出入り口を狭め、皮脂が外に出づらい状態に。すると毛穴に皮脂や古くなった角質が溜まっていき、アクネ菌が悪玉菌へとなる環境が整ってしまいます。

 

毛穴の詰まりを防ぐには、肌のターンオーバーを正常なサイクルに保つことがポイント。

 

ターンオーバーが乱れる原因は

 

・ホルモンバランスの乱れ
・偏った食生活
・睡眠不足
・肌の乾燥
・ストレス
・自律神経の乱れ

 

など挙げればきりがないくらい、たくさんあるんです。すべてをクリアすることは、難しいかもしれません。

 

ですが意識するとしないとでは、大違いです。なるべく肌にやさしい生活を心がけてみてくださいね。

 

ホルモンバランスを整える

 

毛穴を詰まらせないために意識したいホルモンは

 

・エストロゲン
・プロゲステロン
・成長ホルモン

 

の3つ。

 

女性ホルモンのエストロゲンは、コラーゲンを作り出すために必要なホルモンで、肌にハリを与えてくれます。

 

同じく女性ホルモンであるプロゲステロンは、皮脂の分泌を増やして乾燥から肌を守っています。生理前にニキビができやすくなるのは、このプロゲステロンの分泌が多くなるためです。

 

女性ホルモンはストレスを抱えたり睡眠不足が続いたりすると分泌量が減り、肌が乾燥し固くなってしまいます。すると毛穴は詰まりやすくなるのです。

 

3つめの成長ホルモンは、肌の細胞の再生と修復に不可欠です。

 

成長ホルモンの分泌が少ないとターンオーバーが乱れ、肌が厚くなり毛穴が詰まる原因になります。

 

またお腹がいっぱいだと分泌されにくいので、食べ過ぎには注意してくださいね。

 

この3つのホルモンバランスを整えるためは、ストレスを溜め込まずぐっすり眠ることが大切です。

 

まとめ

 

アクネ菌が、ニキビのない人の肌にも存在する常在菌だったなんて驚きですね。

 

しかも空気に触れてさえいれば肌を守ってくれる、けっこういいヤツだったりして…。

 

ニキビの根本的な原因は、毛穴の詰まること。

 

そうすると空気がなくなってアクネ菌が、暴れだしてニキビの症状が悪化するのです。

 

そうならないためには、スキンケアだけでなく規則正しい生活習慣がカギになります。

 

とはいえ完璧を目指すと、かえってストレスになってしまいます。

 

ニキビのないツヤ肌のために、無理なくできることからはじめましょう!

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